確定申告書作成コーナー(国税庁)は、はじめての人でも画面の案内に沿って入力するだけで申告書を作れる便利なツールです。書面での記入が苦手な方でも、必要項目を入力するだけで自動計算され、控除・税額もミスなく算出されるため、年々利用者が増えています。
この記事では、初めて利用する方でも迷わないように、画面操作の流れ・必要準備・注意点・便利機能 を図解イメージとともに徹底解説します。
「どの入力欄に何を書けばいいの?」という不安も、この記事を読めば解消されます。
確定申告書作成コーナーとは?(初心者向け解説)
国税庁が提供する 無料の申告書作成システム で、
パソコン・スマホ・タブレットから利用できます。
主なメリットは次のとおりです:
- 自動計算でミスが激減する
所得税・控除額・還付金が自動で計算される。 - 入力ガイドが丁寧で初心者でもわかりやすい
- e-Taxとの連携でそのまま提出できる
- 医療費集計フォームなど便利な機能が充実
- 前年データを読み込めば作業時間が半分以下に
紙の申告書と比べて、
複雑な計算や控除漏れを大幅に減らせる点 が最大のメリットです。
事前準備で必要なもの(チェックリスト)

以下の項目を準備しておくと、入力がスムーズになります。
✔ 必須の書類
- 源泉徴収票(給与がある人)
- 収支内訳書・経費のメモ(個人事業主・副業の人)
- 控除証明書(生命保険・地震保険など)
- 医療費の領収書・年間医療費通知(任意)
- 寄附金受領証明書(ふるさと納税など)
✔ 利用環境
- マイナンバーカード
- ICカードリーダー、またはスマホ読み取り
- インターネット接続環境
- Google Chrome / Edge の最新版
✔ あると便利
- 家計簿データ
- 経費リスト(交通費・通信費・按分メモなど)
- AI家計簿・確定申告TOOL(自動分類・整理用)
画面構成(トップ画面〜申告書選択)

トップ画面では次の3つの選択肢からスタートします:
- 「e-Taxで提出する」
- 「印刷して書面提出する」
- 「作成開始(選択式)」
初心者は 「作成開始」 を選ぶのがおすすめです。
その後、所得の種類(給与・事業・不動産・雑所得など)を選択して入力画面へ進みます。
画面ごとに「?」ボタンがついており、迷った場合もすぐ説明を確認できます。
収入の入力方法(給与・事業・雑所得)

● 給与所得
源泉徴収票の数値をそのまま転記するだけ。
複数の会社から受け取っている場合は、すべて入力します。
● 事業所得(フリーランス・副業)
収支内訳書に「売上」「経費」「按分割合」を入力していきます。
AI家計簿ツールから自動で転記することもでき、手作業のミスを大幅に削減できます。
● 雑所得(メルカリ・原稿料・広告報酬など)
収入と必要経費を分けて入力します。
少額でも、継続して収入がある場合は雑所得に該当するため注意。
控除の入力(医療費・寄附金・保険など)
控除を正しく入力するほど、税金が減り、還付が増えます。
主な控除:
- 医療費控除
- ふるさと納税(寄附金控除)
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
- iDeCo(小規模企業共済等掛金控除)
- 扶養控除・配偶者控除
医療費については、
「医療費集計フォーム(Excel)」をアップロードすると自動反映 される便利機能があります。
家事按分・経費入力のポイント
在宅ワークが増えたことで、家事按分の重要性が高まっています。
按分の例
- 家賃(仕事で使う部屋の割合)
- 電気代・通信費
- スマホ料金
- 車両費(業務利用割合)
申告書作成コーナーでは、按分後の金額だけ入力します。
根拠をメモしておくと、万が一税務署に質問された場合も安心です。
住所・銀行口座の登録(還付金用)
還付申告の場合は、銀行口座の入力が必須です。
必要項目:
- 金融機関コード
- 支店番号
- 種別(普通・当座)
- 口座番号
- 口座名義(カタカナ)
名義ミスは還付遅延の原因No.1 のため注意してください。
e-Tax提出と書面提出の違い

✔ e-Tax提出のメリット
- 還付が早い(通常は3週間〜1か月)
- 自宅から提出できる
- 過去データが自動で引き継げる
✔ 書面提出の特徴
- 返信用封筒が必要
- 税務署が混雑しやすい
- 還付まで時間がかかる(1.5〜2か月)
できれば e-Tax提出のほうが圧倒的に便利 です。
最後にやるべきエラーチェック
提出前に以下の点を必ず確認しましょう:
- 控除証明書の反映漏れはないか
- 経費の入力ミス・桁間違いはないか
- 還付先銀行口座が正しいか
- 住所・扶養人数が誤っていないか
- 医療費・寄附金が二重に入力されていないか
エラーがあると提出後に税務署から照会がくることがあります。
よくあるトラブルと解決策

● 入力したはずの金額が反映されない
ブラウザ更新やキャッシュクリアで解決することが多い。
● マイナンバーカードが読み取れない
スマホの場合はアプリ更新、カードリーダーの場合はドライバ確認が必要。
● 送信できない
回線混雑時は時間をずらすと改善します。
AIツールと併用してミスを防ぐ方法
確定申告書作成コーナーは便利ですが、データ整理の段階でミスが起こりがちです。
そこで役立つのが AI家計簿・確定申告TOOL です。
AIが:
- 領収書を読み取って自動分類
- 控除対象を抽出
- 家事按分の割合を提案
- 事業経費と私用経費を判別
- 作成コーナーに貼れる形式へ自動整形
まで行ってくれるため、作業時間を大幅に短縮できます。